ココロにツバサ属

日々感じたことを とりとめもなく

マレーシア旅行記2

前回のマレーシア旅行記マレーシア旅行記 - ココロにツバサ属からの続きです。

 

 マレーシア2日目

朝の早くから聞こえてくる遠くの方で鳴り響く音。

1日目の夜にも聞こえていた音。

日本の盆踊りのときの、この辺りで言うと河内音頭みたいな感じの歌のようなマイクごしの声。

今日はお祭なのかな?と感じていたのですが、その音が朝1番からまた聞こえてきます。

疲れて寝てしまって気にならなかっただけで、もしかして夜通しお祭してたのかな?朝まで?

 

などとぼんやり考えながらSが作ってくれた朝ご飯をありがたくいただきました。

ご飯を食べ終わる頃には例の音はしなくなっていたのだと思います。

 

その後、Sの旦那さんの運転でたくさんの所へと案内していただきました🚘

まず1番には、あらかじめ唯一お願いしてあった青少年団体のオフィスに連れて行ってくれました。日本の子ども達のお土産にマレーシアのオリジナルグッズを手に入れ、オフィスの前で記念撮影をしました。

オフィスの上はユースホステルになっていました。

 

そこを出てからお次はクアラルンプールへ。オールドタウンを散策しました。

マレーシアへ着いてから感じていたことの一つに、至る所に国旗が掲げられていることがありました🇲🇾🇲🇾🇲🇾🇲🇾🇲🇾

何でも8月末にマレーシアの独立記念日があるからだそうで、ムルデカ・スクエア(独立広場)では、そのための舞台が組まれたりして、着々と準備を進めているようでした。

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写真はムルデカ・スクエアの前にあるスルタン・アブドゥル・サマド・ビルです。

この辺りには国立モスクや🕌白亜のクアラルンプール駅などもあり、見どころ満載でした。

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写真は図書館です。

 

セントラルマーケットにも立ち寄り、お昼ご飯と買い物をしました。

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見た目も味も焼きそばに近いお料理をいただきました。普通に美味しかったです。

白い幼虫みたいなものが入っているのはライチのフレッシュジュースです。

 

セントラルマーケットでは一つ驚いたことがありました。それはトイレが有料だったことでした。5セント(15円くらい)で、価格は高いものではありませんでしたが、お金を払うと紙をくれました。紙代なのか、使用料なのか…いずれにせよ これを皮切りに、この後も何ヶ所かで有料のトイレがありました。綺麗なトイレばかりだったので、メンテナンス料なのか意識付けなのかもしれません。

 

その後はKLタワーに上り、クアラルンプールを上から見渡しました。

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下へ下りてから、逆さまハウスにて子ども達のお楽しみタイムを設けてくれました。

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家の中も一つ一つの部屋の全てが天地が反対で、写真に撮ってひっくり返すと忍者になったみたいで面白かったです。

 

それから、私の忘れ物を引き取りに再びKLIA(クアラルンプール国際空港)へ🛬

パスポートと荷物の番号チケットを持ってくるように言われていましたが、それがかなり大変なことだとは考えてもいませんでした。

まずはSと待ち合わせ場所を決め、Sはここで待ってるから と言います。…何故に待ち合わせ?

何故かはわからないまま、警備室らしき所へ。話は全てマレー語のため、英語も怪しい私は完全に蚊帳の外。間でパスポートを渡して荷物のチケットを見せたくらいで、パスポートと引き換えに首からぶら下げる裏側を通るための通行証を渡されました。

そこからまた移動して裏口用の手荷物検査場(らしき所)の入り口でSとお別れ。この時点でまだ事情がよく飲み込めていない私。

ん?これから私どうするんだ?😅

ここでやっと冷静に我が事として脳が活動し始める(遅い)

私はどうやら一時仮出国状態のようだ。そしてどう考えても、荷物を取りに行かないといけない。Sの最後の指示はゴーストレートだった。

とにかく手荷物の検査をして、昨日のバゲージが流れ出てきた所を通り過ぎ、不安に駆られながらもとにかくゴーストレート。

そしたら見えてきたマレーシア航空のオフィス。ホッとしたのも束の間、今度は何故ここに来たかを自分で説明しなくてはならない。 心は身構えるが、荷物チケットを見せるとすぐに対応してくれて、事なきを得る。

荷物を受け取り、首からかかっている札をチラつかせて入国審査をしれっと通り過ぎ、Sとの待ち合わせ場所へ。 

 

今から考えると どうという事もないようなことだけど、言葉の通じない場所で置かれている状況が見えるのに時間がかかり、不安が広がった。これが単なる家族旅行であれば、荷物を引き取りに来るなんてことは思いつくことも出来ずに、きっと諦めてしまっていただろう。とても良い経験をさせてもらいました。ここで学んだことは、今後日本へ来た外国人の方にいつか返したいです。

この件を通してSの一連のスマートなフォローが出来る心遣いに、また更に彼女のことを尊敬するようになりました。

 

夜はマレーシア流のお鍋をいただき、プトラジャヤを散策しました。

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装飾した自転車を漕いだり、シャボン玉をしたり、子どもと一緒に楽しみました。

 

そして、この日もまた例の音が聞こえてきました。

でもこの日1日S夫婦と一緒に過ごしていると、彼らが日本に来ていたときのことを思い出しました。彼はとてもあつい信仰心の持ち主でした。そして国中でその信仰心を大事にしているのだとわかりました。Sの夫のAに確認すると、聞こえていたのはやはりコーランだったようです。

 

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