マレーシア旅行記3
前回からの旅行記2マレーシア旅行記2 - ココロにツバサ属からの続きです。
旅行記1はこちらですマレーシア旅行記 - ココロにツバサ属
マレーシア3日目🇲🇾🇲🇾🇲🇾
この日は友人の家からホテルに移る日でした。
作ってもらった朝ご飯をありがたくいただきました。
この頃には聞こえてくるコーランに違和感はほとんどなくなっていました。
荷物をまとめて、おうちでの最初で最後の記念撮影。
可愛いネコちゃんも一緒に写ってくれました🐈
本当なら4匹の猫ちゃんがいるおうちなのです🐈🐈🐈🐈
1匹の猫ちゃんは我々の前によく出て来てくれて顔を見せてくれましたが、もう1匹の猫ちゃんはほとんど姿を現しません。
後の2匹はというと、何と、我々が来るからということで、ペットのホテルにお泊りに行っていたのでした。
2日目の合間に少し顔を見に立ち寄ったのですが、可愛いネコちゃん達に申し訳ないやら、友人のさりげない気遣いが有難いやら。
かけがえのない思い出と感謝を胸に、友人の家を後にしました。
この日はもう一人の友人Nの長男の結婚式があり、我々家族も招待をしていただいていました。
Sが結婚式の参列用にと、私の着るマレーシアの伝統衣装を用意していてくれていました。
たくさんの思いの詰まった衣装にドキドキしながら袖を通しました。鏡で見てみると、イメージと何かが違います。そうか。ヒジャブがないんだ……これでいいの???
こんなによく気のつく彼女が、ヒジャブだけ用意を忘れるなんてこと、あるはずがありません。ということは…
私は、最後までヒジャブも被りたいとは言いませんでした。
彼女も衣装がよく似合うと嬉しそうに言ってくれて、後は何も言いませんでした。
その衣装に身を包んで、S夫婦とブキッビンタンへ。
式場のロビーにいたNと再会、家族や親族を紹介してもらい、我々もご挨拶。
そうこうしている間に式が始まるのか、親族と一緒に会場の中へ入る列に並びました。
マレーシアの結婚式は日本の結婚式と違うことがたくさんあって、驚きの連続でした。
既に始まっていたらしい披露宴会場に、新郎新婦ならぬ親族の入場という状況に、少し面食らいながら。用意してくれていた席がまた家族の席で。Nの長女やご主人さんと子どもたち、Nの二男と同じテーブルで、申し訳ないやらありがたいやら。
その状況がもう、日本の披露宴では考えられないような構図でしたが、Sの話を聞くと、私の想像では遥かに及ばないスケールの話なのでした。
何でもマレーシアの結婚式は、一般的に1000人規模での来賓があるそうです。それだけでも驚きなのですが、なんと、新郎側での披露宴が1回、1カ月くらい後に新婦側でまた1回、合計2回のべ2000人の来賓が足を運ぶそうです。
だからマレーシアの結婚式は大変なんだよ、とのことでした。
日本との違いの多さに驚きながらも、直後にはわが身をもって違いを知ることになるとも思っていませんでした。
円卓に出されているマレーシア料理を一通りいただいた頃、Sが、用意しているお祝いを新郎新婦に渡しに行こうと言ってくれました。
教えてもらっていたお祝いの言葉をマレー語で伝えます。お決まりの記念撮影もしていただいて。ひとときの幸せの時間をお裾分けいただたいて。胸いっぱいで席に戻って座ろうとすると、さあ帰ろうとS。
何を言っているのか、わかりません😆
ん???結婚式はまだ終わらないよね???
何時までだったかな???と私。
結婚式に行ってからは、ホテルで休みたいって言ってたよね??と、いやいや、私の方が何言ってるかわからないよ、と言わんばかりのS。
うん、たしかにそれは言いましたけど。。。
さあ帰るよとS。
ちょっ、結婚式の途中で帰るとか、あり得ないんですけど😂しかもまだ始まったばかり😓💦
私も夫もよく事情を飲み込めないまま、家族で式場を後に。
車に乗るまでの間、周りをよく見ていると我々と同じように途中で帰る人がいることがわかりました。
また、我々と入れ違いに入って行く人もいて。
服装も、正装の人もいれば、本当にラフな普段着ぽい人もいたりして。
そのスタイルの自由さに、目からウロコがポロポロと落ちることたくさん。
これぞ異文化を体験したありがたい機会でした。
S夫婦にブキッビンタンのホテルへ送ってもらい、感謝を伝え 再会を誓って、しばしのお別れ。マレーシアを楽しんで🇲🇾と言ってくれました。
思っていたよりかなり早くホテルの部屋に着いた我々。降って湧いたような時間。子どもは「プールに入りたーい🏊♀️」それいいね〜
思いがけないプールタイムを満喫した後は、タクシーでアロー通りへ。
中華料理やタイ料理など、たくさんの屋台が立ち並ぶストリートです。ドリアンの匂いが時折何処からともなくやって来ます。
端から端まで一通り歩いてから、入るお店を決めて、食べることにしました。
中華料理のお店に座り、マレーシアに来てから初めてのアルコールも注文しました。
マレーシアでは、両隣のタイとシンガポールのみならず、中国やインドの食文化が混ざり合っていることを至る所で感じました。そして英国の紅茶の文化なども広く深く根ざしていることを感じました。また、電化製品や自動車などは日本製品や韓国製品など、町では日本企業の看板もたくさん目にしたり。多様性に富んでいることを強く感じました。
歩いてホテルへ帰る道中、ヘナでタトゥーを描いてくれる屋台がありました。2週間で消えるということ。花嫁さんの綺麗な手を見た所だったので、迷わず描いてもらうことにしました。
旅行記4マレーシア旅行記4 - ココロにツバサ属へ続きます。