ココロにツバサ属

日々感じたことを とりとめもなく

弱点

友人が先生をし始めたので 4月から月に2回、ヨガレッスンに通い始めました。


これまで何度かヨガのレッスンを受けたこともあり、ハマったのでDVDを買って、自宅で気が向いた時に挑戦してみたり。
そんなことをしていたのも何年か前までの話で。

 

今回また新たな気持ちでヨガを始めています。

久しぶりのヨガはちょっとしんどくて、痛気持ち良い。身体の中に溜まっていた老廃物が出て行って、新しい空気と入れ替わっていることを感じられます。

家で1人だとわからない ポーズのおかしさを、正しい形に指導していただけるのも先生がいることのありがたさだなあと感じます。

 

そして今更ながらに新しい気付き。
私という人間は、バランスがすごく悪いんだな(笑)という薄々気がついていた動かし難い事実。
立ち木のポーズがなかなか決まらず、さながら揺れ木のポーズ。あれれれ。

出来なさ過ぎて、悔しくて、家でこっそり挑戦してみたら、難なく出来る。
あれ???何でだろう…

 

見えてきたのは、股関節の弱さ。
バランスのポーズの前に股関節へ負荷がかかっていたのが、バランスを崩してしまう最大の理由だったようです。
というか、バランス自体、股関節も関係しているということ。

股関節が弱いことは、自負していたけれども…

 

幼少期に股関節脱臼斜頸という診断を受けています。
本来なら長方形であるはずの股関節の骨が三角形なので、支えられない形状ということ。
「このまま行くと将来歩けなくなります。」
回避するには、オペか、器具の装着をすすめられ、両親は器具の装着という方法を選びました。

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生後半年から1歳半くらいまでのおよそ1年間、この状態での生活。

自由にならない下半身を上半身でカバーし、何をするにもこの足を引きずっての“ほふく前進”だったようで、当時両親が暮らしていたアパートの畳はボロボロになったそうです(笑)

 

おかげさまで、上半身だけが異常に発達したのが私。

と言っても、両親の適切な処置のおかげで、日常生活を送るには何ら支障のない状態に回復しています。

 

でも骨折などと同じで、本来通りにはいかないわけで、少し使い過ぎたりすると、痛みが出てきてしまいます。

スキーとか、スケートとか、下半身をメインに使うバランスが大切なスポーツなども基本的に苦手です。

歩くときや走るときも、脛より膝より何処よりもいつも股関節に響く体質です。

 

そうか、だからだったのか…

今更ながらに、自分の苦手としていることの理由が、そこから来ていたと知るなんて。思いもよらない副産物です。

今まで、自分がどんくさいから、出来ることと出来ないことがある

くらいにしか思っていなかったのだけど。

 

つながりに気がついたら、何だか愛おしくなってきた身体のこと。

これからはそのことを踏まえた上で、心身を挺していけるようになりたいと思います。

 

こんな気付きも先生が運んでくれたご縁なり。

感謝しています💟