修行中
土曜日は隣市のフェスティバルのお手伝い。
日曜日は住んでいる町のフェスタのスタッフ。
なかなかハードな土日を過ごしました。
そんな中で、特筆したいのは 日曜日のフェスタでのこと。
小学校のPTAとして出店していたのですが、プログラムの方のスタンプラリーのガイドとしても、参加させていただくことになりました。
いつも地域の森の保全活動をしているNPO団体に回ってきた森のガイドのお話。
ですが、この日はたまたま、市と3団体で毎月1回開催している里山自然公園作りのための保全活動日と重なっていました。
そのため、保全班とガイド班に別れる必要がありました。
今回はPTAとしてフェスタに参加する私は、保全活動はお休みさせていただくはずでしたが、前述の理由で人手が足らなくなったため、ガイドの話が回ってきました。
PTAの店番を午後の担当にしてもらうことで調整が付いたので、2回目のガイドをさせてもらうことになりました。
土曜日にフェスティバルから帰ってきて、1人でブツブツとイメージトレーニングとリハーサル。
1週間前に行った森の様子を浮かべながら、ポイントと照らし合わせてセリフの準備も最終段階です。
ここでの作業は主に、テキストを元に、話を自分の言葉に置き換えていくこと。
これをしっかりしておくと、本番で詰まったとしても、比較的に焦らずに言葉が出てきます。
あまり早くからすると忘れてしまうので、前日夜くらいが自分にはベストです。
そして迎えた当日朝。
後はどれだけその場を楽しめるか。
集まった人達を、ガイド4人で案内しました。
いざ案内が始まると、前のグループが立ち止まったポイントとの関係で、その後ろに立ち止まるしかないため、そのポイントが自動的に自分が話すポイントとなるので、その間の「つなぎ」 が今後の課題だなあと感じました。
今回は、持ちネタで、何とかこなしましたが、まだまだ経験も知識も少ない自分には、引き出しが浅くて小さいことを、痛いほど感じました。
先輩ガイド方がいつも以上に眩しく見えました。
と言っても、自分が今ここで先輩になれるわけではありません。課題はしっかり胸に刻みつつ、今の自分に出来ることを自分なりに精一杯する。その場では そのことに専念して話をしました。
森を1周する頃には、子ども達ともすっかり打ち解けていました。自然の持っているこういう力が、また私を虜にしていきます(笑)
昨日はまたすっかりと毒気を抜いてくることが出来たので、その後の店番も自然体で気持ち良く過ごすことが出来ました。
12月だ
今日は市内の美術館に行って、ピカソを見てきました。
久しぶりの美術館。
ピカソ約110点の他にも、重要文化財の仏涅槃図なども見ることが出来て、おまけに紅葉も少し見ることが出来て、良かったです。
さて。いよいよ師走。今年ももう年の瀬です。
小2の末娘は、毎朝早く起きてラソン大会に向けての走り込みを頑張っていました。
だけども努力は実らず、マラソン大会本番を迎えて、結果的には昨年よりも順位を下げることになってしまいました。
頑張ったのになあ😭と思いますが、娘は私が思うよりもメンタルが強いのか、へこたれていません。それどころか むしろ やる気に一層拍車がかかっているようで、マラソン大会ももう終わったというのに、まだ走りこみを続けています。
彼女は本当にストイックだなあと思います。
明日の準備もバッチリな様子。微笑ましいです。
そしてそのしっなり者の末娘と対比するかのように、かなり心配なのが超マイペースな中3二女です。
受験生の彼女。今月にはもう私立の学校を決めないといけません。
なのに、この段階になって、進路の希望変更を言い出し始めました。
そして、担任の先生のお見立てだと、それを実現させるのは 二女には結構しんどいことのようです。
どうなって行くでしょう。。。
原点回帰
昨日の夜は小学校のPTAとして 12月に地域で行われるフェスタの会議に出席しました。
地域で色々とお手伝いさせていただいているので、色んなことがあちらこちらで繋がっていたりします。
地域の中学校が会場になっていて、中学校区を巻き込んでのフェスタなので、学校関係だけでも中学校+3小学校の4校が絡んでいて、私は中学校のPTAでもあるので、知った顔があちらこちらに見られます。
近年このフェスタではポイントラリーが開催されていて、今年は新しい試みで、所属する自然関係のNPOがコースを受け持つことになり、ポイントの案内係もさせていただくことになりました。初めてのことにワクワクしています。
でも今日はそれよりも数段濃い話。
読んで下さっている方で そういうのが苦手な人はここでの離脱をおすすめします(笑)
このフェスタは地域では割と歴史のあるもので。元はと言えば、35年くらい前に障害者支援のために始まったお餅つき大会が前身です。それが細く長く続いてきて、少しずつ沢山の人や団体が加わって、今の大きなフェスタになった経緯があります。
実はその35年くらい前に今の所に引っ越してきたわが家(実家)は、毎年その前身のお祭りに遊びに行かせていただいていたものでした。
障害者福祉にはその頃まだ全然理解の進んでいなかった前市から和泉市に越してきて、びっくりすることが沢山ありました。だって、障害者の人権が確立されていたのです。障害がある子がいることで、世間に迷惑をかけていると、必要以上に小さくなることを既に覚えていた私にとっては画期的過ぎることでした。
学校には養護学級があり、その学級には担任の先生がいました。障害者への理解と具体的な対応が格段に進んでいることに、子どもながらに感心させられたものでした。
その上、障害をもつ本人や我々家族のために、ボランティアで支えてくださる方々がいて、お餅つきなどに招いてくださいました。そこへ行くと、地域に少なからずの障害をもつ子と家族がいて、自分は1人じゃないんだ と感じさせてもいただいたものでした。そこでは障害をもつ妹が皆の目に触れることを気にしないで 楽しい時間を過ごすことが出来ました。
我々家族は妹が高校(養護学校)を卒業して、今お世話になっている作業所に行くような頃まで、長らくそこの皆様にお世話になっていたことを記憶しています。
ここでしていただいたことが、おそらく自分の原点になっていて、今の自分があるのではないかと思います。何か社会に返していきたい、そう思う気持ちが強いのは、きっとここで受けた恩恵に少なからず救われてきた想いがあるからだと思います。
これまで色んなことをしてきましたが、ようやく原点に立ち返ったような気持ちで、そこの団体の代表で会議に出席されていた方にご挨拶し、一方的に身上をお話しさせていただきました。突然に迷惑なやつだったに違いありません(笑)
にもかかわらず、何か出来ることがあれば、お手伝いさせてほしい という私に、では うちで働いて下さいと。何とも極上の勿体ないお言葉をいただきました。少し考えましたし、心は揺さぶられましたが、家の仕事を放り出すことも出来ないので、既に仕事があるため、お仕事はできませんが、何か…具体的には「きょうだい支援」という形で、サポート出来ることがあれば考えていきたいという話をして、名刺交換をしていただきました。
さて。
以前から妄想してきた障害をもつ子の「きょうだい支援」です。近年フューチャーされてきているきょうだい支援。時代はあの頃からずっと進んで、障害者に人権なんて、当たり前にある時代ですが。人の心の不自由さというのは、時代が変わっても、なくなることはないようで。苦しんだ自分だからこそ 出来る何かがあると思っています。
最後まで見て下さった方の中に
「それ是非一緒にするわ」「一緒に考えたい」という奇特な方が もしいましたら、こっそりとメッセージなどいただけましたら嬉しいです💕
道徳の授業
昨日は午前中、三女の学年で町たんけんがありました。
ご近所のお友達ママさんと一緒に、子ども達が商店街にインタビューしに行くのを見守りました。
「お店はいつからやってますか?」
「お店にはどんな機械がありますか?」など
事前に班のメンバーで考えていた質問をする子がいたり、聞いたことをメモに取る子がいたり。
役割分担や時間配分などもバッチリで、小学校2年生ながらにしっかりしてるな、と感じました。
午後は二女の中学の参観がありました。
道徳の授業だったのですが、テーマがとても身近で、だからこそ難しいと感じました。
多目的トイレなどに使われる、車椅子や妊婦さん、女性、男性、子どもなど様々なマーク🚻🚺🚹🚼♿️🌈
その中でもあまり見慣れないマークが取り上げられました。
子ども達は口々に「おかまやん」「ニューハーフ?」「性同一性障害って言うんちゃうん」など、活発な意見が飛び交いました。
1人の人間の実例の話が取り上げられ、性同一性に気付き、戸惑い、隠し、苦しみ、吐き出し、認め、また気付いていく…というストーリーの展開に、子ども達はそれぞれに追体験をしているようでした。
親にカミングアウトする時に、どんな気持ちだっただろう?
何が乗り越えるキッカケになったのか?
何故このように、ありのままの自分でいることが難しくなったのだろう?
何がこうさせてしまったのだろう?
なかなか、大人でも、答えを考えこんでしまうような難問でした。
それでも、子ども達のしっかりとした答えが出てきます。
「差別する人がいたから」「弱いところがあるから」
正解のない問いに、それぞれが誠実に考え、答えている様が、輝いて見えました。
自分も中学の時に、こんな授業を受けていたら。
もう少しは苦しまないでいい人生を歩んだことでしょう。
少しは自己肯定することが出来たんじゃないかなあ。
今の子ども達の自己肯定感の高さは昭和世代からすると桁違いだなあと感じました。
来年からは、道徳の授業も成績に入る科目になるそうです。
未来は案外 明るいのかもしれません。
参観の後は進路説明会、その後には3年生の保護者の茶話会がありました。
修学旅行のビデオを見て、お茶菓子をいただき、ほっこりしました。
遠足
昨日は中学校区の小中4校での社会見学に行ってきました🚌
バスの中で既にコーヒーをいただいていましたが、工場内でも2杯と、利きコーヒーをいただいたりもしました。
コーヒーやお菓子などのお土産を買ったり、ご当地プリクラを撮ったり。
コーヒーの木も買って帰ってきました。
枯らさずに育てられるかな?
白い花が咲くのが楽しみです。
そこからまたバスで40分程移動をして、岐阜との県境に位置する「ローザンベリー多和田」へと向かいました🚌
ローザンベリーはお庭と回りの景観がとても綺麗な癒し系スポットとも言えるような雰囲気の場所で。昨日は時間の都合で覗けませんでしたが、羊のふれあい広場や体験工房など、場内には気になる施設がたくさんありました。
我々は大地のレストランにて お目当ての「アンチエイジング」のバイキングをいただきました。
優しい味のするお料理もピリッとスパイスの効いたお料理も 和洋中とバラエティに富んでいて、デザートを食べる頃には既にお腹いっぱいでしたが、デザートもしっかり食べて帰りました(笑)
一緒に行った相方の役員と、集中的に濃い話をしながら🚌 バスの時間を退屈することなく 有意義に過ごすことが出来ました。
とにかく振り返る間もなく突っ走ってきた見習いの1年間+前期のPTA活動。残す所もうあと半年を切りました。残りの時間は少しゆっくりと気持ちの余裕を持ちながら、回りの声もよく聞いて、次へのバトンを円満に繋いでいく作業につとめたいと思います。
嬉しいこと
マレーシア旅行記以来、完全にストップしていたブログの更新。
ぼちぼち充電完了している今日この頃。
今日は朝からの雨です☔️
最近のわが家は、マラソン大会の自主練をし始めた三女が1番に起きてきて、早くから活動を始めています。
それに付き合って早起きしているのはパパさんです👨
今日は雨だ!ということで、いそいそとベッドに逆戻りの2人。
寝ていたいのを堪えて毎日頑張ってるのね〜
三女もなかなかストイックです。
一昨日だったか、急に、自分は習いごとをいっぱいしてるので、馬鹿になるんかな?そんな気がする と言うので、少し考えさせられました。
でも、親がしなさいと言ってさせていることは何もなくて、あくまでも 三女自身がしたいと言うことしか していない筈なので。
嫌になったなら やめればいい。何か不安になっているのなら お休みすればいい。それだけのことなのですが。やめるとなると、それはもっと嫌な様子。
そういう現実的な所を求めてるんじゃないんだな〜ということがわかったので、不安の種の方を直接触れることにしました。
「そうやね〜。何かをしているから、賢くなるとか、すごい上手になるって言うことはないんやろね〜。 習字もピアノも、先生の言われたようにしていれば、ある程度は出来るようにはなるんやろうけどね。何でもそうやけど、どんなけ一生懸命やったか、自分から進んでやれるか が 大事で、 言われたことを言われた時にだけ 何も考えずにただボーっとしているなら、馬鹿にもなるかもしれへんね」
本当は、馬鹿になりたくなくて一生懸命やるんじゃなくて、◯◯が上達したい!という気持ちで、真っ直ぐ捉えてもらえたらいいのですが。
小学2年生の今の段階では、まだその言葉の表裏には言及しないで、本人の自尊心や自己肯定感をただただ守っていきたいと思います。
それがいずれ真っ直ぐ向き合える根になっていくとも、自分ははじめから馬鹿だったと気付き、馬鹿な自分をも肯定することができるようになる力になるとも思っています。
で。前置きの方が長くなりそうな勢いですが(笑)
今日の本題は「嬉しいこと」
うちの会社に、長女の友人が 正社員として働きに来てくれることになりました。
以前から 土木業界の人手不足の問題があり、現在は自衛隊の中で土木業務に従事している娘や娘の同僚にも勧誘はしていたのですが。
(自衛隊の中には任期が満了したら、一般企業に就職をお世話するシステムがあります)
今回はそこからの紹介ではなく、地元の友達伝いのご縁です。
でもまさか娘の縁者が来てくれるようになるなんて、本当にそんなことが現実になるなんて、にわかには信じられませんでしたが、事がちゃんと動き出していることに、ご縁があったことに、感謝をするばかりです。
大切にお預かりしたいと思います。
マレーシア旅行記7 むすび
前回マレーシア旅行記6 - ココロにツバサ属からの続きです。
最初から読みたい方はこちら マレーシア旅行記 - ココロにツバサ属
ランカウイ3日目🇲🇾🇲🇾🇲🇾
とうとう最終日になりました。日本に帰る日です。
朝から最後にひと泳ぎをして、ホテルをチェックアウト。
最後にホテルのすぐ近くにあるランカウイのシンボリックな場所「ワシの広場」に立ち寄りました。
遠目に見ても、迫力のあるワシの姿が確認できます。
ずずっと近付くにつれて、スケールをひしひしと感じ、圧倒されました。
正面から見ると、我々がカヤックの時に見たワシと同じワシ(シロガシラトビ)ということがわかりました。
このワシが分類学的に見てワシなのかどうかはともかくとして、名実ともにランカウイのシンボルであるワシをランカウイにおいて見ることが出来たことに、改めて嬉しく感謝をしました。
たくさんのことがあった7日間でしたが、また行くための楽しみも可能性も残しつつ、振り返ると夢のように過ぎて行った泡沫の時間は、不確かなようでも、共通の思い出という形や感じたことという色付けを通して、残って行くのだと思います。
初めてのマレーシアはドキドキの連続でしたが、関わる人が暖かく、自国や家族や友達を何より愛しているのだな、と感じることが多く、とても暖かい気持ちになりました。優しい気持ちをたくさんいただきました。
今回の経験を通して、子どもが何をどう感じているかはわかりませんが、三女は夏休みの宿題の一つとして、市の「図書館を使った調べものコンクール」に挑戦しました。必ずしなくてはならない宿題ではなく、任意でOKの宿題です。
図書館でたくさん本を借りてきて、国旗について、お金について、言葉について、食べ物について、町について、ツインタワーについての6点について 調べてることを、三女と相談しながら決めました。本から得た情報による事前の下調べをし、メモをとり、事後の気付きや感想などを加えて、レポートにまとめるという作業が必要でした。
たった6点のことでしたが、それぞれの項目で予想を立てたり、その結果どうだったかということも触れたりしていると、結構なボリュームになってきて、小学2年生にはかなり根気の要る作業だったと思います。
途中で嫌になって放り出そうとしたりする時もありましたが、そんな時は文字から離れて挿絵を描いたりと気分転換をしながら、のべ2週間ほど費やして、出来上がった時の嬉しさ、達成感はひとしおだったのではないかと思います。
親の方も自己満足ながらに、この機会のありがたさを、少しでもこのような形で残すことの出来る喜びに満たされ、今後の糧になっていくことを願いました。
これらのキッカケをいただいたガールスカウトと夫の理解と協力に感謝して、この経験をこれからまたどのように還元していけるか、考えていきたいと思います。